CHEMEON Surface Technology の金属表面処理剤

新商品CHEMEON eTCP™商品案内

どの部品がコーティング処理された部品なのか、一目でわかる。
TCP-HFの進化版であるeTCP™発売開始。
CHEMEON eTCP™は、「化成皮膜処理（三価クロメート処理）」と「陽極酸化処理（アルマイト処理）での常温封孔処理」の両方に、ご使用頂ける環境にやさしい、3価クロムベースの金属表面処理剤の、CHEMEON TCP-HFの進化版です。
CHEMEON TCP-HFのスペックと性能はそのまま維持しながら、「鮮やかなパープル色（紫色）」で処理できるので、どの部品が処理後の部品なのか、一目で分かり品質管理面で、非常に役立つ製品です。

優れた耐腐食性と、ペイント付着性をみせるeTCP™を使用することで、MIL-DTL-5541及びMIL-DTL-81706などの要求スペックを、クリアすることができます。浸漬にスプレー、ブラッシングなどの方法で使用でき、MIL-A-8625もクリアできます。

CHEMEON eTCP™のメリット：

• 優れた耐食性(塩水噴霧試験で1,000時間以上をクリア)と、ペイント付着性
• 多様なアルミニウム合金（2024, 6061, 7075など）において、一目で処理状況が把握できる（色の変化が容易に確認できる）
• 多様な軽金属に化成皮膜剤として使用できる

CHEMEON eTCP™の使用分野：

• 飛行機へのスプレー
• Class 1 IVDアルミニウムの後処理
• アルミニウム以外の軽金属に化成皮膜剤として使用
• カドミウムの後処理
• 亜鉛ニッケルの後処理
• マグネシウム、亜鉛
• 焼き入れ亜鉛メッキ

CHEMEON TCP-HF商品案内

CHEMEON TCP-HFは、「化成皮膜処理（三価クロメート処理）」と「陽極酸化処理（アルマイト処理）での常温封孔処理」の両方にご使用頂ける環境にやさしい3価クロムベースの金属表面処理剤です。

「化成皮膜処理（三価クロメート処理）」として使用する場合、6価クロムと同等かそれ以上の耐摩耗性をみせ、短い処理時間（約5分間の浸漬）で作業ができ、優れた耐腐食性（塩水噴霧試験1,000~4,000時間）とペイント付着性をみせます。使い方は、浸漬/ 刷け塗り/ スプレー工法等でご使用頂けます。RoHS、WEEE、ELV、OSHA-PEL規制やMIL SPECもクリアでき、QPL取得済みの製品です。化成皮膜物性向上剤CHEMEON TCP-HF EPAと一緒にご使用される場合、ペイント付着力や耐磨耗性が向上され、防衛産業/ 宇宙航空産業/ 自動車部品産業など高い耐食性が要求される分野でのスペッククリアに役立ちます。

「陽極酸化処理（アルマイト処理）での常温封孔処理」として使用する場合、均一で綺麗な封孔を生成し、ASTM B117 塩水噴霧実験3,000時間クリア、MIL 8625F 336時間クリアなど優れた耐食性をみせます。5分以内で封孔処理ができるので、熱水や蒸気と比べエネルギー消費が少なく処理時間も短縮され経済的です。

CHEMEON社では、3価クロムベースのCHEMEON TCP-NP (脱酸剤による表面活性化工程が省略できる化成皮膜処理剤)やノンクロム化成皮膜処理剤のCHEMEON 0CP 6800*など環境にやさしい製品ラインナップが揃っています。資料請求やご質問など、お気軽にお問い合わせください。

CHEMEON TCP-HFをタッチアップ用途（筆塗り）で使用する場合は、3-5分間CHEMEON TCP-HFが素材とコンタクトするように塗っていきます。素材の表面全体に溶液が十分行き渡るように何度も繰り返し塗っていきます。